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現業務の全体像
作成日: 2016.07.24
更新日: 2016.07.25
1. 文系大学教育
- 現在の生活基盤として、板橋区高島平に位置する大東文化大学経営学部で学部教育に携わる。
- 経営工学を中心に、意思決定システム、サービス科学等についてわかりやすく解説することを心がける。
2. 理系大学教育
- システム科学は文理を融合する領域であるので、理系大学でも教えることに。サービスシステム科学をテーマに前期に非常勤講師を務める。
3. メディアベース教育
- 平成29年から開始される「技術経営の考え方」(主任講師:宮崎久美子東工大教授)の中で「複雑性と意思決定」を担当。6年間とのことだが、大学とは違って幅広い聴衆を相手にするのははじめてなので、大変興味深い。
4. グローバルな教育
- 毎年1月から3月に、特別招聘教授として、これまで2年以上教育研究に関わってきたインドネシア国バンドン工科大学に滞在する予定。
- ビジネススクールで数コマ講義とディスカッションを担当するが、これまでの経験だと日本と比べて、レスポンスが熱い。特に女子学生が熱心という印象。
- サービスサイエンスを中心にするが、バンドンはスマートシティ計画のテストベッドでもあり、実践的な研究も盛ん。
- 旧知の研究者、若手研究者とのネットワークづくりが楽しみ。
5. グローバルな研究
- これまで10年以上共同研究を進めてきたフィンランドアアルト大学の研究者とともにサービス科学関連の産学官プロジェクトに従事。ここ数年は、夏にフィンランドに滞在して関連企業でWSを開催する計画。
- 数年前からSpringerのブックシリーズTranslational Systems ScienceのEdito-in-Chiefを出口弘東工大教授とともに務め、年に数冊の割合で出版。海外研究者とのネットワークをフル稼働している。今年、新たにHandbook of Systems Sciencesの企画が始まり、その準備にも追われている。
- 私のホームグラウンドであるISSSの毎年7月の年次国際大会に出席する。現在経営情報学会の会長を務めている関係から、2018年横浜・横浜パークホテルで同学会が主催するPACIS (Pacific Asia Conference on Information Systems) 2018の準備が始まっている。600名規模の学会なので、企業からの協賛もお願いしようと考えている。